SAZA COFFEE

ミルクとよく合うフランス風深煎り、徳川将軍珈琲。

江戸幕末のフランス風コーヒー。インドネシア産スマトラコーヒー豆の深煎り。ベルベッドのようなワインに似た、濃厚できめ細かな甘さを最後の一滴まで味わえます。たっぷりのミルクとの相性も抜群で、店舗では『将軍カフェオレ』としても大人気です。

徳川慶喜公の直系の曾孫、4代目当主との出会い。

最後の将軍・徳川慶喜公は、水戸徳川家に生まれ、一橋徳川家をへて徳川宗家を相続し第15代征夷大将軍になられ幕末の大政奉還を受け入れ将軍職を辞職、謹慎、隠居された。のちに公爵受爵し、徳川宗家とは別に「徳川慶喜家」をたちあげる。その『徳川慶喜家』の4代目にあたる徳川慶朝(よしとも)さんは、もともとコーヒーに興味があり、東京都内の有名店に長年通いつめるコーヒーマニアでした。サザコーヒーの依頼で2000年のコーヒー文化学会で徳川慶朝さんが『徳川慶喜公もコーヒーを愛飲していた』と講演してくださって以降、意気投合しサザコーヒーにコーヒーの焙煎修行に来られる間柄になりました。

「将軍慶喜公ゆかりのコーヒー、わたしが焙煎したい。」

『徳川将軍珈琲』の開発時、徳川慶朝さんは非常に積極的に焙煎担当を申し出てくださいました。慶朝さんは焙煎日に合わせて東京から茨城まで通勤され(後に茨城県ひたちなか市に移住)、焙煎に精進されました。サザの鈴木太郎といっしょに創意工夫を積み重ね、およそ10年にわたり焙煎の職人として、サザコーヒーで活躍なさりました。

幕末の文献を徹底調査。将軍コーヒーを現代風に再現。

1867年に慶喜公が江戸幕府を代表し欧米公使と開港交渉の折フランス人料理人を雇い、欧米の公使をもてなしコーヒーも供しました。コーヒー豆の当時の世界の流通は「モカ・ジャワ」時代で、既にオランダが全盛期で60%を占めたため、旧オランダ領スマトラの「マンデリン」を、史実に基づき当時のフランス風に焙煎しました。ぜひご賞味ください。





■ 2017年9月25日。
徳川慶朝(よしとも)さんが他界されました。