焙煎職人は、
科学の人でもあります。
サザコーヒーには、専任の焙煎職人(ロースター)がいます。
ロースターはドイツ式の焙煎技術の修練を積んだプロで、職人目線に
こだわり、五感を総動員した“目利きと技”に誇りを持っています。
しかし、熟練のカンと技だけには頼りません。磨いた技術と科学の力、
この2つを融合させることで、コーヒーのおいしさを最大限に引き出します。
熟練の技×科学力=おいしさ。
7つのこだわり
おいしい原料へのこだわり。
海外産地で、手間をいとわず手摘み収穫されたコーヒーの生豆。サザコーヒーでは、完熟度・大きさ・表面や色合いの美しさ・味わいを、客観的に判定しながら、収穫豆を厳密な視点でふるいにかけています。おいしいコーヒーには、生産者とバイヤー、ロースターの厳しい目利きが必要です。
ダメージ豆は、容赦なく取り除く。
おいしい原料だと判断して買い付けた生豆であっても、焙煎の前後でさらに厳密に選り分けます。見た目でダメージがあると判断した豆は可能な限り取り除き、そのコーヒーの持っている本来のおいしさが表現できるように最大限の努力しています。
デジタル計測器で、豆ごとのうま味の最大値を。『ベストの熱量と焙煎時間』を細かく算出。
サザコーヒーでは、デジタル計測器を活用した数値データの収集も欠かさずに行なっています。科学的なデータも参考にして「ベストの焙煎熱量と焙煎時間はおそらくこのあたりであろう」と、ロースターの経験値を織りまぜながら算出します。
焙煎本番の前に、サンプルロースターで試験・検証。
小型のサンプルロースターを使って、焙煎による味の変化を細かく検証します。商品化の前には、熱量と時間を微妙に変化させた、何種類もの異なるサンプル焙煎豆を準備します。そして、それらの焙煎豆を目・鼻・舌ですべてチェック。綿密な検証プロセスを経て、ベストクオリティーの焙煎方法を決定します。
ワインのテイスティングのように、コーヒーをカッピング。
たくさんのワイングラスに複数のワインを入れて、品質のよしあしを判定するプロのテイスティング。同じようにコーヒーの世界でも、たくさんのカップに豆の種類や焙煎の異なる複数のコーヒーを注いで品質を判定する「カッピング」という大切な選考プロセスがあります。サザコーヒーでは、自社農園、生産国での買い付け、焙煎工程の決定、店舗での品質管理にいたるまで、あらゆる場面で欠かさずカッピングを行っています。
「高密度の硬い豆」だけを「深くきれいに」焙煎する。
サザコーヒーでは世界最高レベルの焙煎機を複数所持。豆や用途に合わせて熱風式・半熱風式の焙煎機を使いわけています。ロースターは、科学的に導き出された焙煎方法を盲目的に実行するのではなく、その日その日、一回ごとの焙煎の度に、経験に基づいた微調整をほどこしています。焙煎の音に耳を集中し、「いまこの瞬間」を見逃さずに煎りあげます。
どこの畑で、誰の手で作られたのか。自分たちの目で確かめる。
コーヒー豆は農作物です。サザコーヒーでは、日本の消費者に安心安全な健康豆をお届けするために、生産者は誰で、どこの農園のどの区画、どのような栽培方法か、一度畑まで訪問するようにしています。
いつ収穫された豆で物流方法や経路はどうかを、豆の履歴をさかのぼって追跡できる透明性を大切にしています。
いつ収穫された豆で物流方法や経路はどうかを、豆の履歴をさかのぼって追跡できる透明性を大切にしています。